人の五感を惹きつけるビジネス
休日にYouTubeを見ていて、気づいたら夕方になっていた。それによる罪悪感や虚しさを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
世の中のビジネスには「いかに人の時間を奪うか」という目的が少なからずあると思う。言い換えるならば「いかに人の五感を惹きつけるか」だろうか。
YouTubeやインスタグラム、XやTikTokだけではない。昔からあるテレビ番組や飲食店、娯楽施設なども結局は同じことなのだろう。
目的の先には「広告を見てもらうこと」「何かを購入してもらうこと」がある。
それらは「人を楽しませる」という表向きのベールでごまかしている。
違和感に注目する
ほとんどの人は何の違和感も抱かずに、それらを受信するだけだろう。
そうなることがわかっているから、ビジネスを運営する側はこういった手法を取るのだ。
しかし、もし虚しさや違和感を感じたのであれば 、彼らの戦略から抜け出すタイミングなのかもしれません。
人生は短い。自分が夢ややりたいことがあるのであれば、それに取り組んだほうが充実することは知っている。
夢ややりたいことがなくても、SNSを見るより勉強やクリエイティブな活動のほうが今も未来も満たされることを知っている。
けれど、世の中はそう簡単に進ませてはくれないし、あらゆる誘惑で邪魔されてしまう。
提供されたモノを疑う
僕たちがそれらに打ち勝つためには、自分に提供されるものを疑うことが必要だと感じます。
そもそも他人やネットが提供、発信してくるものは「他人がやりたいこと」「他人が売りたいもの」なので、自分の人生とは関係がありません。
彼らの金儲けや承認欲求を満たすために自分の時間とお金を費やす必要は全くないのではないでしょうか?
思考を書き出す
自分が生きたかった人生、自分がかっこいいと思う自分。それらを手にするためには「孤独」が必要だ。
まずはテレビのスイッチを切る。スマホの電源を切って「独り」になる。
もし独りでいることに違和感や物足りなさを抱いても、それが本当に自分のためだけにある有意義な時間なのだと認識する。
次に紙に今の感情を書き出してみる。
何でもいい、何かを書けば自然に言葉は生まれてくる。
また、紙はできる限り大きいほうがいい。実際に書いてみるとわかるが、紙の広さは思考の広さに繋がる。
次に何をするかは簡単。紙に書いたことの中からすぐに取り組めることをやってみる。
没頭という幸せを思い出す
うまくいけば、その活動に没頭できるかもしれない。そしてちょうどいい疲労と達成感を味合うことができるかもしれない。
それらに意識を向けると「こういう時間が幸せなんだ」と感じる。
学生の頃に部活や受験勉強などで味わったことがある人もいるかもしれない。
僕たちは他人の発信を受信しているだけでは感じられない生きた心地を思い出し、自分の人生を生きていると感じることになる。