他人と無能との関わり方

他人と無能との関わり方

職場で仕事ができない人や悪意のある上司、感情的な同僚と接することでストレスや不満を感じることもある。

そういったマイナスな環境や感情をポジティブに捉える方法について考えてみました。

他人のマイナス面をプラスに変える

私も社会人になってから3つの企業で働いてきましたが、以下のような場面はどの企業やチームでも遭遇し、その度にストレスを感じて時にはお酒を飲みながら、時にはシャワーを浴びながら苛立ちを一人言にして発しておりました。

  • ・上司が仕事を丸投げしてくる
  • ・成功は上司のものにして、失敗は部下のせいにする
  • ・社内が比較的ホワイトでもクライアントがどブラック
  • ・年下の先輩の態度がでかい
  • ・方法や道筋を何度も説明しても覚えてくれない
  • ・ITリテラシーが低く勉強する気もない
  • ・愚痴を言うだけで改善提案や行動を行わない
  • ・情報の共有方法が古いorアナログ(Googleスプレッドシートなどを活用しない)

しかし、このようなマイナス要素をポジティブに捉えることができれば、それが自己成長や成功への道を拓くきっかけとなるかもしれません。

自分の評価は他人との比較で決まる

自分の評価が他人との比較で決まるというように考えてみると、問題を比較的ポジティブに捉えることができる。

周囲に仕事ができない人や問題のある人がいるという状況は、逆説的に言えば自分の能力やスキルが際立つチャンスであるということ。

本当に優秀な経営者や管理者は、数字や結果だけでなく内面や過程の行動を良く見ています。

だからこそ、他人の不適切な行動やスキルの乏しさに対して自らの優れた点を見出し、それをさらに磨く努力を重ねることができれば、上司や周囲の人間からの評価を高めることができるのではないでしょうか?

イライラしたり反発したりするのではなく、冷静に対処し建設的に良い意味で他人を巻き込み成長へ繋げていきましょう。

現状維持を望む人も必要

自分が優秀だと思っている人が多い環境でも問題は発生する。

例えば、周囲の人間全員が出世を競い合っているような環境の場合を想像してみる。

人間は感情の生き物なので、全員が合理的に理性を持って判断や行動ができるでしょうか?

欲や好き嫌いでチームワークが乱れることは容易に想像できます。

仮に「出世が望める責任ある仕事」と「事務作業」があった場合、後者を望む人がいることで助かる場面もある。

言い換えると「攻めの仕事」と「守りの仕事」があるならば、あなたは攻める担当だと認識してみる。

守りがいることで攻められるのだと考えると、守ってくれている人がいる環境にプラスを見出せることもあるかもしれない。

環境を変えることも検討する

もし、周囲にあなたの行動や成長を見てくれる上司や同僚がいない場合、改善は望めないこともあるでしょう。
そのような時は、転職を検討することも選択肢の一つ。

基本的には他人の本質を変えることはできません。

そんな人たちを相手に教育し続けて、尚且つそれに対しての報酬が得られないのであれば、そんな環境に在籍し続ける意味はありません。

現在では、転職エージェントなどを活用し企業に在籍したまま転職活動をするということもできるので、活躍する場所は目に見えない場所にもあることを忘れてはいけません。

自分の周りの5人を平均すると自分になる

アメリカの有名起業家ジム・ローンの名言で「自分の周りの5人を平均すると自分になる」という言葉があります。

良い仲間やメンターとの交流は、私たちの成長や成功にとって不可欠な要素であり、結果として私たち自身の実力や可能性を引き出すことができるでしょう。

逆に、ネガティブな人々や環境は、私たちの進歩や自己実現を妨げる可能性があります。

ジム・ローンの名言を踏まえると、私たちは常に自分の周りの人々を見直し、自身の目標や価値観に合致する関係を築くようにしてアップデートしていくのが精神的にも身体的にもより良いのではないでしょうか?

おすすめ書籍

私は、人間関係の悩みやストレスには「リーダーシップ」が重要と体験からも学びました。

最後に行動や考え方を変えるきっかけになった書籍をご紹介します。

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